4. 厚生年金と国民年金をいくらもらえそうか調べる2つの方法

これまで、現在、公的年金を受給している方の金額についてお伝えしてきました。現役世代の人たちが年金をもらうまで、年金制度がどうなっているかはわかりません。

だからこそ、まずは自分の年金額を調べて、年金資金について考えるべきでしょう。年金額を確認するには、2つの方法があります。

4.1 厚生年金と国民年金の受給額を調べる方法1. ねんきんネット

年金は、老後資金の基幹となるものです。ねんきんネットに登録すれば、24時間いつでも自分の年金額などを確認することができます。マイナンバーカードを使った「マイポータルとの連携」、基礎年金番号やメールアドレスを使った「ユーザーIDの取得」のいずれかの方法で登録することができます。

このように自分の年金受給額を知ることで、老後のマネープランをより具体的に考えることができるようになります。

4.2 厚生年金と国民年金の受給額を調べる方法2. ねんきん定期便

自分の年金がいくらかは、誕生月に毎月送られてくる「年金明細書」で確認することができます。

50歳未満の方は「過去の加入実績に基づく年金額」、50歳以上の方は「推定年額」が表示されます。

こうした方法を利用して、老後資金について考えてみる時間を設けることをおすすめします。

参考資料

齊藤 慧