3. 50歳代「あと1000万円」貯めるために定年前にやめたいこと3選

50代での生活やお金に対する習慣が、そのまま60代、70代と続くことになります。

長年の習慣はなかなか辞められないからこそ、50代から出費を減らす習慣を作っていくといいでしょう。

特に以下のような3点は定年前にやめるといいでしょう。

3.1 50歳代「あと1000万円」貯めるためにやめたいこと1:漠然とお金を貯める

「生活費から残ったお金を貯金していた」「ボーナスだけ貯金していた」という方もいるかも知れません。

貯金の基本は「先取り貯金」。毎月一定額を積み立て、残りのお金で生活するのが最も効率的に貯まるでしょう。

出典:金融広報中央委員会『家計管理の基本の「キ」は天引き貯蓄』

今すぐ貯めたい、確実に貯めたいと思われるなら、まずは先取り貯金です。たとえば月5万円を15年間貯めると900万円になります。

はじめから無理な金額を設定すると結局貯蓄を取り崩すことになるので、無理のない範囲でおこないましょう。

3.2 50歳代「あと1000万円」貯めるためにやめたいこと2:あまり意味のないサブスクや習い事

今の時代、本当はいらないサブスクを続けているというご家庭もあるでしょう。

特にお子さんが自立され、夫婦2人となったご家庭では、これまでと生活が変わる方も多いもの。動画サービスやウォーターサーバーなど、よく考えたら契約するほどでもないというサブスクを見直してみては。

また登録したものの通っていないジムなどの習い事の見直しもおすすめ。

本当に自分に合った生活を考えましょう。

3.3 50歳代「あと1000万円」貯めるためにやめたいこと3:なんとなくの外食

家族でいると「なんとなく」外食してしまう機会は多いのではないでしょうか。

お昼ごはんの時間を考えず出かけて外食したり、疲れたからと外食したり、外食をすること自体が癖になっている場合もあります。

疲れた時や楽しみで外食するのは良いのですが、なんとなくになっているならばムダな出費と言えそうです。

外食はどういう時にするのかを夫婦で決め、調理がカンタンなものや冷凍食品などを活用する日をつくると外食費が減るでしょう。