「厚生年金15万円」を手取りにするといくら?【税金編】
次に所得税と住民税を計算しましょう。
【所得税】
所得税は以下の式で計算します。
180万円(公的年金収入)-110万円(公的年金等控除額)-48万円(基礎控除)-12万9430円(社会保険料控除)=9万570円(課税所得)
9万570円×5.105%※1=4623円(1円未満切捨て)
※1 課税金額が195万円未満であれば5.105%(復興特別所得税を含む)になります。
所得税は4623円(年額)となりました。
【住民税】
所得割額
180万円(公的年金収入)-110万円(公的年金等控除額)-43万円(基礎控除)-12万9430円(社会保険料控除)=14万円(課税所得)※1000円未満切捨て
14万円×10%(所得割税率)=1万4000円
1万4000円-2500円(調整控除※2)=1万1500円
※2 調整控除とは、所得税と住民税の人的控除額の差額から税負担が増えないように調整するためのものです
均等割額
5000円
合計1万6500円
住民税は1万6500円(年額)となりました。
厚生年金の月額の受給額15万円から、「社会保険料が1万786円、税金が1760円が引かれ、手取りは13万7454円になりました。