3. 年収400万円台世帯「純貯蓄額」はどのくらい?
では、先述の「平均貯蓄額」から「負債額」を差し引いた「純貯蓄額」をみていきましょう。
3.1 年収400万~450万円世帯の純貯蓄額
911万円(貯蓄)-555万円(負債)=356万円
3.2 年収450万~500万円世帯の純貯蓄額
813万円(貯蓄)-601万円(負債)=212万円
貯蓄額から負債額を差し引いた純貯蓄額は、「年収400万~450万円世帯」の場合で356万円、「年収450万円~500万円世帯」の場合は212万円です。
貯蓄額、純貯蓄額ともに、年収400万円前半世帯のほうが高くなっています。
ふたつの年収ゾーンの貯蓄額平均を単純に比較する限り、「年収が多ければ、多く貯蓄できる」とは言い切れないようです。