冬の庭に欠かせないパンジーやビオラ。その種まきシーズンがいよいよ間近に迫ってきました。

夏~秋にかけて種まきをすれば、年内~年明けに開花が楽しめます。種から育てれば開花の喜びもひとしお。もっともっとパンジーやビオラを楽しめますよ。

今回はパンジーとビオラの種まきのコツ、おすすめの品種を紹介します。

パンジー・ビオラの種まきのコツ

パンジーやビオラは夜の気温が涼しくなってきたと感じる時期からが種まきの適期です。

発芽適温は20℃前後で、8月頃から始める夏まきは11月頃から開花を楽しめます。冷房の聞いた室内など、涼しい場所で発芽させましょう。

9月中旬くらいまでに種をまくと年内に花が楽しめます。もちろん、この時期以降も種まきはOK。10月頃までに種まきを終えると、冬に開花し始めて5〜6月頃まで咲き続けます。

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種まきを成功させるコツは、発芽温度の調整です。パンジーやビオラは暑さには弱く、温度が高いとなかなか発芽できません。特に早まきの場合は、発芽させる時の温度をしっかり下げることで成功率が高くなります。

また、発芽した後は半日程度日の当たる場所で管理しますが、そこでも急に温度が上げないように注意するのがポイントです。