ソニー5連騰、富士フイルムHDが急落。日経平均は一時+217円高

【東京株式市場】2017年4月21日

株式市場の振り返り-日経平均株価は反発、終値で8日ぶり18,600円台回復

2017年4月21日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 18,620円(+190円、+1.0%) 反発
  • TOPIX 1,488.5(+15.7、+1.1%) 続伸
  • 東証マザーズ総合指数 1,008.6(▲7.5、▲0.7%) 5日ぶり反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,645、値下がり銘柄数:288、変わらず:83
  • 値上がり業種数32、値下がり業種数:1
  • 年初来高値更新銘柄数:40、年初来安値更新銘柄数:10

東証1部の出来高は18億6,244万株、売買代金は2兆2,391億円(概算)となり、いずれも前日並みの水準でした。NY市場が大幅高になり円高進行が一服したものの、決算発表などを控えて、本格的な売買には至らなかったようです。

そのような中、日経平均株価は寄り付きから前日比+160円超高で始まり、途中で上値が重い局面はありましたが、ほぼ一貫して堅調な値動きとなりました。その後、大引け直前には一時+217円高となる場面も見られましたが、最後はやや失速した感じです。それでも、終値では8日ぶりに18,600円台を回復して引けました。

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なお、TOPIXも同じような値動きとなっています。

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東証マザーズ総合指数は5日ぶり反落、売買代金は高水準を維持

東証マザーズの出来高は1億4,202万株、売買代金1,457億円となり、いずれも前日より減少しました。ただ、売買代金は6日連続の1,000億円超になるなど、商いは高水準だったと見ていいでしょう。新規IPO人気は一巡しましたが、主力銘柄や直近IPO銘柄の下値を拾う動きは引き続き強かったと見られます。

一方で、利益確定売りも出たと見られ、総合指数は5日ぶりの反落となって引けました。

東京エレクトロンが急騰した一方、決算発表延期の富士フイルムHDが急落

個別銘柄では、東京エレクトロン(8035)が急騰し、同じ半導体製造装置株のアドバンテスト(6857)も大幅高となりました。また、ダイキン工業(6367)、アステラス製薬(4503)、オリンパス(7733)などが大幅上昇となり、急騰した関西電力(9503)は年初来高値を更新しています。

その他では、マツダ(7261)、SUBARU(7270)、デンソー(6902)など自動車関連株の上昇が目を引きました。なお、引け後に2017年3月期通期予想の上方修正を発表したソニー(6758)は5連騰となっています。

一方、東芝(6502)が▲5%超安となる急落となり、決算発表延期を発表した富士フイルムホールディングス(4901)も急落して年初来安値を更新しました。

また、小売株では、良品計画(7453)やニトリホールディングス(9843)などが利益確定売りに押されて大きく値を下げています。

新興市場では、ラーメン店「一風堂」を展開する力の源ホールディングス(3561)が大幅安となり、前日に高騰したドリコム(3793)は大幅反落となりました。

一方、UMファーマ(4585)が値を飛ばして一時ストップ高になっています。また、レノバ(9519)も急騰して引けました。

青山 諭志

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。