和風のイメージを覆し、オシャレな品種が続々と登場しているハボタン。見頃は秋~冬ですが、種まきのシーズンがやってきました。

人気品種の種は早々に売り切れるので、早めに購入して種まきの準備を始めましょう。

今回はハボタンの種まきのポイントや、品種の選び方について紹介します。

こんなにもオシャレ!ハボタンの種類

ひと昔前までは和のイメージが強かったハボタンですが、現在ではクリスマスリースやウエディングブーケに重宝されるほどオシャレな品種が販売されています。

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種を購入する前に、まずは近年の人気種などをぜひチェックしてみてください。ハボタンには豊富な品種があり、近年は特にその傾向が顕著。ざっくり分けると次のように分類できます。

  • 高性種…草丈が高い品種。庭や花壇に植栽でき、切り花や花束、アレンジに利用可能。茎だけを伸ばすタイプと、脇芽を付けながら草丈を伸ばすタイプ(ツリー型)がある。
  • 矮性種…草丈が低い品種。庭や花壇、鉢植えやプランター、寄せ植えなど一般的なガーデニングに使われることが多い。
  • ミニハボタン…一般的なハボタンのサイズよりも小さく、花径が10センチ程度。可愛らしい印象があり、クリスマスやお正月のリース、寄せ植えやハンギングなどに人気。
  • 大型ハボタン…直径30センチ~ほどの大きな株になる。庭や花壇の主役として、また広いスペースにたくさん植えるのがオススメ。

草丈が違うハボタンを複数植えてドーム型の花壇を作ったり、季節の花と一緒に植えこんで寄せ植えを作ったり、高性種の茎を伸ばし「踊りハボタン」仕立てにしたり、多彩な楽しみ方ができます。

単色やバイカラー、グラデーションなど、カラーバリエーションが多いのもハボタンの魅力。種を購入する前に、どこに植えてどう育てたいのかを考えてみましょう。