70歳代以上の生活や年金の平均受給額はいくら？貯蓄の残酷な格差を最新データから知る厚生年金と国民年金、70代はいくらもらっているか

2. 【定年後70歳代以上】厚生年金と国民年金の平均受給額はいくらか

定年後の資金の重要な柱の一つが年金です。

そこでここからは、現在のシニア世代がどれぐらい年金を受け取っているかを最新データからみていきます。

厚生労働省の「令和2年度　厚生年金保険・国民年金事業の概況」を元に、1歳刻みで年金の平均受給額を見ていきます。

出典：厚生労働省の「令和2年度　厚生年金保険・国民年金事業の概況」

※国民年金の金額を含む

国民年金と厚生年金では9～10万円ほどの差があることがわかります。厚生年金は主に会社員や公務員が原則加入します。

一方、自営業やフリーランスや国民年金に加入します。国民年金のみに加入している人は、年金に加えて老後資金を形成しておく必要があるでしょう。