【40~50歳代の貯蓄】将来のお金は自分で備える

年収や生活費は個人差がありますが、貯蓄ができていないと感じる人は、まずは年間の手取り収入から「10~15%未満」を目安に先取り貯金を始めましょう。

貯蓄ができている人は継続しつつ、老後資金として「いくら貯めたいか」、目標となる金額から逆算して、今の貯蓄の割合で間に合うか見直してみるのも良いでしょう。

定期的に送られてくる「ねんきん定期便」で将来の年金額を確認し、今の生活費を当てはめて、不足すると感じる場合には準備が必要です。不足金額を現役時代に先に用意しておかなければなりません。

そして、低金利時代の今、貯蓄するといっても預貯金だけでお金を持ち続けていても、受け取る金利はほんのわずか。お金を「増やす」ことには繋がりにくいといえるでしょう。

そこで「お金に働いてもらう」という発想、つまり「資産運用」のスタートです。退職金や公的な年金だけに頼らず、自助努力で資産を増やすことができれば老後の安心につながります。

貯蓄とは異なり、資産運用には元本保証はありません。そのため、集中的に投資をするのではなく、リスクを分散しながら積立を長期間で継続できるかがカギとなります。

長い人生、ソロ活のドラマのように、将来も色んなことを楽しんで過ごせるように、早いうちに資産形成をスタートしていきましょう。

参考資料

齋藤 英里奈