40~50歳代おひとりさまは、手取りから何%貯蓄しているのか?

老後資金を備えるとなると、基本となるのが貯蓄です。

では、40~50代のおひとりさまは、実際に年間、手取り収入からどれくらい貯蓄しているのでしょうか。同資料から確認していきましょう。

40代の中で貯蓄に回している割合で最も多いのは「35%以上:15.6%」です。しっかり貯蓄できていることが分かります。一方で「貯蓄しなかった:25.1%」という方もいます。

貯蓄格差が大きいと先に述べましたが、収入からどれだけ貯蓄に回せているのかがポイントになりそうですね。

50代では貯蓄に回している割合で最も多いのは「10~15%未満:15.9%」。一方で「貯蓄しなかった:43.0%」。40代にくらべ、50代は貯蓄に回せる割合が下がっています。

さまざまな要因があると考えられますが、収入面では、50代となると管理職となった場合には、残業代が出ず逆に収入が下がったといった声も聞きます。

健康面でいうと、40代と比べて病気のリスクが高まることで、治療費がかかることや、治療のためフルタイムで働けなくなったということなども考えられますね。

貯金ができるのは早いうちがチャンスと考え、40代のうちに貯金する習慣を身につけましょう。