国民年金と厚生年金、男女で受給額にどのくらい差が出るのか。増やすための方法も解説

2. 国民年金の平均受給額はいくらか

まず国民年金について、実際の受給額はどのような状況なのかを、同データをもとに見てみましょう。

2.1 【国民年金】男女別・年金月額階級別受給権者数

• 男子平均：5万9040円
• 女子平均：5万4112円

グラフの通り、男性・女性どちらも月額6万～7万円の階級が一番多い分布となっており、グラフ全体の形状も似通っています。

20歳から60歳未満のすべての人の加入が義務化されており、かつ納付額も一律なので、性別によって差が出づらいというのもうなずけます。

ただ、月額6～7万円と聞くと、「少なくて不安だな…」と感じてしまう人もいらっしゃるのではないでしょうか。