松井証券株式会社は2022年7月5日、全国の20~60代の男女・合計600名を対象にした<家計管理に関する実態調査>の結果を公表しました。それによると、生活費の高騰によって家計への影響を感じている人が約8割もいることがわかりました。
そこで今回は、この調査を深堀します。そのうえで、「家計」の意味も見ていきましょう。
食費の高騰9000円近くに!家計への影響大きく
『生活費の高騰による家計への影響』について尋ねたところ、全体の約8割(77.0%)が「影響を感じる」と回答しています。
『生活費が高騰したことであなたの家計に影響を与えた項目』としては、1位「食費」(74.2%)、2位「水道光熱費」(63.2%)、3位「交通費」(43.1%)という結果になりました。
また、家計に影響を与えた項目上位3つについて、『月に上昇した金額』を尋ねたところ、食費が平均8887円、水道光熱費が平均5200円、交通費が平均4503円上昇していることがわかります。これらだけでも合計で2万円に近いほどとなり、相次ぐ値上げの影響が如実に表れるデータとなりました。