1. 65歳以上「ひとり暮らし」はここ30年間でどれくらい増えたか
まずは同資料より、ひとり暮らしの高齢者の世帯数の推移を見てみましょう。
1980年には一人暮らしの男性は19万3000世帯、女性は68万8000世帯でしたが、2020年には男性230万8000世帯、女性440万9000世帯に増えています。
2040年には男性355万9000世帯、女性540万4000世帯にまで増加すると予想されています。
この理由として核家族化や未婚者が増えたことなどが挙げられるでしょう。
年金への不安が叫ばれ、平均寿命も伸びる今、考えておきたいのが「パートナー亡き後」のことです。
年金には一般的に65歳から受け取る「老齢年金」のほか、「障害年金」と「遺族年金」があります。
万が一パートナーが亡くなった場合、老齢年金と遺族年金はどうなるのでしょうか。