富裕層の共通点とは

先ほど富裕層に該当する世帯は日本国内でも2.4%だけしか存在しない、ごく限られた少数の方たちだとお伝えしました。

一方、参考までに国税庁の「令和2年分 民間給与実態統計調査」によると、現在日本の平均年収は433万円です。

出所:国税庁 「令和2年分 民間給与実態統計調査」

この数字だけ見ると、「やはり富裕層になんてそう簡単になれないものだ」と思う方も多いと思います。

では、富裕層と呼ばれる方たちは、具体的にどういった特徴を持っている方々なのでしょう?

一般的に、富裕層に該当する方たちというのは「親からまとまった資産を受け継いだ」「自分で起業して成功した」もしくは「医師や弁護士などいわゆる高給取りといわれる職に就いている」というケースが多いです。

しかし中には、特におおきな出世をしたわけでもなく定年まで会社員として勤めてきた普通の方もいらっしゃいます。

このように、私たちと変わらないような一般の会社員だったけれども億単位の資産を築けた方たちにはある共通点があります。

それは、「20代30代の若い時期から資産運用をしていたこと」と「本当に必要なものだけにお金を遣い、無駄遣いしなかった」ということです。

人によって資産運用はなかなかハードルが高いかもしれませんが、「無駄遣いしない」なら誰でもマネをしやすいので次の項から詳しく解説していきます。