1. 国家公務員の数
人事院による「令和2年国家公務員給与等実態調査の結果概要」では、国家公務員の数は約58.6万人となっています。
この中で人事院の給与勧告の対象となるのが給与法の適用を受ける一般職の国家公務員となり、その数は約27.8万人となっています。
2. 国家公務員の給与はいくらか
国家公務員にも様々な職種がありますが、ここでは一般行政事務をおこなっている行政職俸給表(一)の給与を人事院「平成31年国家公務員給与等実態調査の結果」から確認してみましょう。
2.1 行政職俸給表(一)の場合
- 職員数:139,782人
- 平均年齢:43.4歳
- 平均経験年数:21.6年
- 平均給与月額:411,123円
年齢別になると平均給与月額はどうでしょうか。
- 20歳未満:162,994円
- 20歳以上24歳未満:201,137円
- 24歳以上28歳未満:242,730円
- 28歳以上32歳未満:288,550円
- 32歳以上36歳未満:338,606円
- 36歳以上40歳未満:380,280円
- 40歳以上44歳未満:414,849円
- 44歳以上48歳未満:446,295円
- 48歳以上52歳未満:482,667円
- 52歳以上56歳未満:498,229円
- 56歳以上60歳未満:507,696円
- 60歳以上:488,772円
月収のピークは50代後半になっており、年齢が上がるにつれて給与は高くなっています。
給与は学歴でも差が出ていますので高校卒の場合と大学卒の場合で比較してみましょう。