1. 貯蓄平均「1880万円」でも下回る世帯が3分の2に

総務省が2022年5月に公表した「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2021年(令和3年)平均結果-(二人以上の世帯)」から、貯蓄額の分布をみていきましょう。

出典:総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)―2021年(令和3年)平均結果―(二人以上の世帯)」

  • 4000万円以上・・・12.8%
  • 3000万~4000万円・・・6.7%
  • 2500万~3000万円・・・4.8%
  • 2000万~2500万円・・・6.4%
  • 1800万~2000万円・・・2.7% ⇐平均貯蓄額(1880万円)
  • 1600万~1800万円・・・3.6%
  • 1400万~1600万円・・・4.0%
  • 1200万~1400万円・・・4.9%
  • 1000万~1200万円・・・5.3% ⇐貯蓄保有世帯の中央値(1104万円)
  • 900万~1000万円・・・3.1%
  • 800万~900万円・・・3.7%
  • 700万~800万円・・・3.5%
  • 600万~700万円・・・4.0%
  • 500万~600万円・・・4.6%
  • 400万~500万円・・・4.2%
  • 300万~400万円・・・5.0%
  • 200万~300万円・・・4.9%
  • 100万~200万円・・・5.3%
  • 100万円未満・・・10.5%

貯蓄平均1880万円を下回る世帯が約3分の2を占める結果となりました。