最近の大きな航空関連ニュースといえば、ユナイテッド航空で起きた「乗客強制排除事件」がありました。本来、飛行機に乗ることは、特に海外に行く場合、ワクワクする機会が多いはずです。筆者にも、先週ワクワクする出来事がありました。エミレーツ航空のファーストクラスに乗る機会があったことです。

なぜかファーストクラスにアップグレード

過去10年弱ぐらいの中で、ファーストクラスに乗ったことが今回を含め2回あります。前回も今回も、さすがに自らお金を払ってファーストクラスのチケットを買ったわけではありません。何がどうしてそうなるのか全くわかりませんが、経験談としてお話ししますと両方とも同じパターンでした。

飛行機に搭乗するタイミングで、最後にボーディングパスを係員に渡して、搭乗ゲートを通過しますよね。その時です。自分のボーディングパスがゲートのセンサーに反応しないのです。「あれ?」と思っていると、それを見た係員が、すかさず「First」と書かれたチケットを突然渡してくれたのでした。

航空会社がなぜかビジネスからファーストにアップグレードしてくれたのです。前回はエミレーツではない別の航空会社でしたが、全く同じパターンでした。

筆者は、チタンやら何やらという「すごい」クレジットカードは持っていません。何かの特別な会員組織に所属しているわけではありません。さらに、エミレーツは生まれて初めて利用しました。でもなぜかアップグレードしてくれたのです。エミレーツとの接点といえば、ウェブサイトと空港カウンターだけです。

ちなみに、アップグレード客は私だけで、荷物のタグを見てわかりましたが他は正真正銘のファーストクラス客でした。

ゲートと搭乗便の間を移動する際のファーストクラス専用バス

トップ画像を含め、写真はすべて著者撮影