3. 年収600万円世帯の「本当の貯蓄」はどのくらい?
では、先述の「平均貯蓄額」から「負債額」を差し引いた「純貯蓄額」をみていきましょう。
3.1 年収600万~650万円世帯の純貯蓄額
1209万円-930万円=279万円
3.2 年収650万~700万円世帯の純貯蓄額
1229万円-920万円=309万円
貯蓄額から負債額を差し引いた純貯蓄額は、「年収600万~650万円世帯」の場合で279万円、「年収650万円~700万円世帯」の場合は309万円です。
いずれの層も、単純計算すると半年分の収入にも満たない、ということになります。
4. 年収600万円世帯「家族のすがた」
おひとりで年収600万円、というとそれなりの高収入と考えてよいかもしれませんね。ただし「世帯収入」として考えた場合、働き方次第では手が届くご家庭も多いでしょう。
実際に、同調査の結果からは、年収600万円世帯の半数以上が「妻が仕事を持っている」、つまり共働き世帯であることが分かっています。
次では「年収600万円」の世帯の家庭の状況についてみていきます。
4.1 年収600万~650万円世帯の家庭のすがた
世帯主の平均年齢・・・48.3歳
世帯人数の平均・・・3.29人
・うち18歳未満の世帯人員・・・0.97人
世帯主の配偶者のうち女性の有業率・・・54.8%
ここまでの数値をみると、「年収600万円世帯」は、「住宅ローン」と「教育費」という2大支出に家計を圧迫されているケースが多いことが推測されそうです。