マイホームを建てる方であれば、ほとんどの人が住宅ローンを活用するはずです。数千万単位のお金を借りることになるので、絶対に失敗したくないですよね。
そこで今回は、THE ROOM TOURで実施したアンケート結果をもとに、人気の住宅ローン借入先と選び方について紹介しています。
マイホーム資金計画の参考にしてみてください。
※アンケート概要※
住みたい暮らしを叶えるメディア「THE ROOM TOUR」のInstagramフォロワー22万人(アンケート実施時点)を対象に実施。約150人より回答。
【住宅ローン】みんなが借りている人気の銀行 BEST3
さっそく人気の借入先を、THE ROOM TOURでのアンケートの結果をもとに見てみましょう。
地方銀行
地方銀行は、メガバンクに比べて金利が低い傾向にあります。
また、地方銀行や信用金庫などの地域密着型の金融機関の金融機関では、住宅ローンを申し込む人の状況を細かく考慮し、審査してくれるため、住宅ローンの融通も利きやすいです。
住信SBIネット銀行
Web上で契約できるネット銀行は、手続きの時間が短く済みます。住信SBIネット銀行の住宅ローンは、低金利と保障内容が充実していることが魅力で、どの金利タイプでも比較的低金利です。
一方で、ネット銀行なので窓口で相談できないことから、デメリットと感じる方もいるでしょう。
JAバンク
JA(農業協同組合)の信用事業として地域密着型のサービスを提供しており、各地域や店舗ごとに融資条件は異なります。
JAバンクで住宅ローンを組む場合、申し込んだ窓口の営業エリアに住んでいなければ、お金を借りられないので、注意しましょう。
住宅ローンを選ぶ5つのポイント
住宅ローンで失敗しないためにも、住宅ローンを選ぶ5つのポイントについて理解しておきましょう。
金利のタイプ
住宅ローンは、以下の3つの金利タイプがあります。
- 全期間固定金利型
- 変動金利型
- 固定金利選択型
それぞれのメリットとデメリットを理解し、金利タイプを決めましょう。
全期間固定金利型
全期間固定金利型は、借入時から完済するまで、金利は固定されているので、毎月同じ金額を返済することになります。
返済額が変わらないので、家計管理がしやすいです。
一方で、金利が下がっても安くはなりません。金利による返済額の変動が不安な人や収入の変動が大きい人は、返済額が一定である全期間固定金利型がおすすめです。
変動金利型
変動金利型は、金融情勢によって、返済途中でも金利が変動します。固定金利よりも、金利が安く設定されています。
金利の変動で返済額も変動してしまうので、返済計画は立てにくいです。
固定金利選択型
固定金利選択型は、一定の決められた期間、金利が固定されます。固定期間中は、返済額が一定となりますが、その期間に金利が下がっても恩恵を受けられません。
固定期間後は、自動的に変動金利に移行するタイプや再度固定金利を選べるタイプがあります。
住宅ローンの種類
住宅ローンは3種類に分けられます。
- 公的機関の住宅ローン
- 民間の住宅ローン
- フラット35
住宅ローンの内容や特徴は、自治体や金融機関によって異なります。
公的ローン
公的ローンは、公的機関が融資する住宅ローンで、財形住宅融資や自治体融資などが挙げられます。
財形融資は、企業の福利厚生のひとつで、検討する際は、勤務先で財形融資の制度があるか確認が必要です。
民間ローン
民間ローンは、銀行など民間の金融機関が提供している住宅ローンです。取り扱うサービスも多く、ほとんどの方が民間の金融機関から借りています。
審査結果によっては、住宅ローンを借りられない場合があるため、注意が必要です。
フラット35
フラット35は、住宅金融支援機構と民間金融機関が提携している住宅ローンです。
金利タイプは全期間固定金利のみで、長期間で金利が変わらないので、返済計画が立てやすいといえるでしょう。また、民間ローンでは、団体信用生命保険への加入は必須ですが、フラット35では、任意となっています。
住宅ローンの返済方法
返済方法には、「元利均等返済」と「元金均等返済」があります。
元利均等返済
元利均等返済は、毎月支払う返済額(元金+利息)が一定になる返済方法で、返済開始当初の返済額が少なく、返済額が一定なので返済計画は立てやすいです。
一方で、返済総額が元金均等返済より多くなってしまいます。
元金均等返済
元金均等返済は、毎月支払う返済額のうち、元金の額が一定となる返済方法です。
ローン残高が減れば利息も減るので、毎月の返済額も減ります。返済総額は元利均等返済よりも少なくなります。
一方で、返済開始当初の返済額は多くなってしまいます。
団体信用生命保険の保障内容
団体信用生命保険の保証内容団体信用生命保険とは、ローン契約者が死亡や重度の障害などで返済が不可能になった場合、残りのローンが保険で完済される制度です。
ほとんどの金融機関では、住宅ローン契約時に団体信用生命保険へ加入することを条件にしています。
しかし、団体信用生命保険は誰でも加入できるわけではなく、持病や健康状態によって加入できない場合もあります。
持病がある人向けに、加入条件が緩和されたワイド団体信用生命保険を用意している金融機関もあるので検討してみましょう。
住宅ローンを組む方法
住宅ローンを借りる方法として、3つの種類があります。
- 単独ローン
- ペアローン
- 連帯債務
それぞれの特徴を理解して、住宅ローンを借りる方法を選ぶようにしましょう。
単独ローン
単独ローンとは、1人で住宅ローンを契約すること。
夫が契約し妻が連帯保証人になり、夫が返済できなくなった場合、連帯保証人である妻に返済の義務が生じます。
ペアローン
ペアローンとは、ひとつの物件に対して、夫婦や親子それぞれで住宅ローンを借りること。ペアローンでは、お互いが相手の住宅ローンの連帯保証人になります。
借入総額を増やせる・2人が住宅ローン控除を受けられる・2人とも団体信用生命保険に加入できるなどのメリットがあります。
しかし、借入総額が増えると、返済金額も増えるので、必ずライフプランに合わせて、資金計画を立てましょう。
連帯債務
連帯債務とは、主となる契約者1人と連帯債務者1人の連名で住宅ローンを契約することです。
取り扱い金融機関が少なく、団体信用生命保険に加入できるのは契約者だけなので、団体信用生命保険に加入していない人が亡くなった場合、残された人が2人分の借金を背負うことになります。
自分に最適な住宅ローンを組もう
住宅ローンは、数千万円のお金を借りて、数十年かけて返済しなければなりません。金融機関ごとに条件も異なるので、数百万円の差が出る可能性もあります。
今回ご紹介した5つのポイントは必ず押さえ、自分に最適な住宅ローンを選びましょう。
参考資料
THE ROOM TOUR編集部 日野 史也
