タイプ別!クレマチスの剪定場所は?

クレマチスには花芽の付き方で「旧枝咲き」「新枝咲き」「新旧両枝咲き」の3タイプに分かれます。

タイプごとに枝を切る場所が異なるので、間違ったところを剪定すると開花時期に花が咲かなくなることも。

育てているクレマチスがどのタイプに該当するのか、確認してから剪定してくださいね。

旧枝咲きタイプ

系統:モンタナ系・シルホサ系・フォステリ系・パテンス系・アトラゲネ系

前年に伸びた枝に花が咲き、新しく伸びた枝には花芽が付かないタイプ。花が咲き終わったあと、花から1~2節ほど下を切り戻します。

アトラゲネ系(Andrew Fletcher/Shutterstock.com)

新枝咲きタイプ

系統:ビチセラ系・テキセンシス系・ヴィルオナ系・インテグリフォリア系・ジャックマニー系

新しく出てきた枝だけに花を付けるタイプ。花後の枝を半分ほど切り戻しをすると、2番花、そして3番花が咲きます。2~3月に根元から2~3節目だけを残して短く剪定しましょう。

テキセンシス系「プリンセス・ダイアナ」(Gardens by Design/Shutterstock.com)

新旧両枝咲きタイプ

系統:テッセン系・タングチカ系・フロリダ系・ラヌギノーサ系

新しい枝と古い枝の両方に花が咲くタイプ。新枝や旧枝を見極める必要がなく、比較的剪定しやすいタイプです。花が咲き終わったら、先端から1~2節残して剪定しましょう。