商船三井、自動車船でカーボンオフセット航海を実施

商船三井は2022年6月15日、日本から欧州向けの完成車海上輸送において、カーボンオフセット航海を実施したと発表しました。

今回の取り組みは、現在の技術レベルでは削減が困難な二酸化炭素(CO2)排出量に対するカーボンクレジットの活用について、海運における具体的な利活用を検討するためのパイロットケースとして実施したものです。

商船三井が運航する自動車船「BELUGA ACE(ベルーガ・エース)」は、マツダ(7261)の完成車を船積みし、2022年4月18日に広島港を出港、2022年5月28日に英国・ブリストル港にて航海を完了したとしています。

なお、今回の取り組みでは、ガーナと中国における植林・再植林プロジェクトから創出されたカーボンクレジットを活用したといいます。