厚生労働省は2022年1月21日、令和4年度の公的年金を0.4%引き下げることを公表しました。
年金は前月までの2ヵ月分がまとめて振り込まれるため、2022年度の初めての支給は6月15日でした。
「0.4%の引き下げ」となったことで、国民年金の満額は2021年度の6万5075円から6万4816円に減額となることに。
しかし、ここで問題になるのは「誰もが同じ受給額になるわけではない」という点です。
そもそも公的年金には厚生年金と国民年金があり、どちらの年金を受給するかでも水準が変わります。
そこで今回は、厚生労働省が公表する最新のデータから、厚生年金と国民年金の受給額について深掘りします。