6月25日は、住宅デーです。スペインの彫刻家「アントニ・ガウディ」の誕生日にちなんで、制定されたとのこと。

結婚や出産を機に、マイホームを購入する方は多いでしょう。マイホームを手に入れるのはうれしいものの、同時にローン返済もはじまります。コロナ禍で先行き不透明ななか、今後もローンを払い続けられるか不安な人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、三井住友信託銀行が設置している三井住友トラスト・資産のミライ研究所の調査結果から、気になる住宅ローン事情を掘り下げていきます。

【注目記事】厚生年金だけで【月平均25万円以上の年金収入】の羨ましい人は日本に何パーセントいるか

1. 住宅ローンを選ぶ理由「金利や事務手数料が安い」最多に

同調査では、住宅ローンを利用している(利用していた)金融機関を選んだ理由として最も重視したものについても調べています。

出典:三井住友トラスト・資産のミライ研究所「住まいと資産形成に関する意識と実態調査」

最も多かったのは、「金利や事務手数料が安かったから」で唯一2割を超える結果となりました。ついで、「住宅販売会社の提携、紹介だったから」19.3%、「メインバンクにしている金融機関だったから」が10.3%となりました。

一方で「特にない」が2割程度を占めているところも気になります。住宅ローンについての知識の有無が結果に表れていると言えそうです。