「働き続ける」以外の選択肢でリスクを補い合う
仕事をすることによる収入は安心感がありますが、一方でいつまで誰しも働き続けられるかは分かりません。
自分で働く以外の収入もあると心強いでしょう。
働かないで得られる収入といえば「不労所得」と言われるもので、株式や債券、投資信託、不動産投資といった資産運用や、ブログや動画配信などもあります。
いずれも知識は必要ですし、リスクはあります。きちんと情報収集をして、自分に合ったものを選ぶ必要があるでしょう。
ただ、「リスク」については改めて考え直したいところ。仕事であっても「病気やケガで働けなくなるリスク」はあるものです。
それぞれどのようなリスクがあるか洗い出し、そのリスクを補えるような仕組みを労働所得と不労所得で作れるといいですね。
老後に向けた労働所得・不労所得について考えてみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和3年)各種分類別データ」
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和3年)各種分類別データ」
- 総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2021年(令和3年)平均結果の概要」
- PGF生命「2022年の還暦人(かんれきびと)に関する調査」
- 厚生労働省「高年齢者雇用安定法 改正の概要」
宮野 茉莉子