国民健康保険料が軽減
世帯の国保加入者数および加入者の所得により、均等割額と平等割額の合計額が7割・5割・2割に軽減されます。
これは国保税額の計算時に、基準に該当する世帯へ自動的に適用されます。
ただし世帯の中に所得未申告の方がいる場合は、所得申告が別途必要です。
介護保険料の軽減
40歳以上のすべての人が加入する介護保険は、住民税の課税状況によって保険料率が段階的に変化します。
出雲市を例に上げると、次の条件に該当する方の保険料年額は2万2536円(保険料率 基準額×0.3)です。(2021年度)
- 生活保護を受けている人
- 世帯全員が住民税非課税で、老齢福祉年金(注1)を受けている人
- 世帯全員が住民税非課税で、本人の前年の課税年金収入額とその他の合計所得金額(注2)の合計が80万円以下の人
注1「老齢福祉年金」とは、大正5年4月1日以前に生まれた人で、他の年金を受給できないなど一定の要件を満たす人に支給される年金です。
注2「その他の合計所得金額」とは、「合計所得金額」から年金収入にかかる所得を差し引いた金額のことです。
※出雲市「介護保険料について」より引用
保険料率はお住まいの地域によって異なります。詳しくは市区町村HPをご覧ください。