「貯蓄4000万円以上」は何割いるのか
総務省統計局の「家計調査報告(貯蓄・負債編)2021年(令和3年)平均結果(二人以上の世帯)」を使い、まずは二人以上世帯の貯蓄について分布を見ていきます。
二人以上世帯の貯蓄の平均値は1880万円です。しかし、貯蓄保有世帯の中央値は1104万円。さらに貯蓄ゼロ世帯を含めた中央値は1026万円となりました。
平均値はどうしても一部の大きな値に引っ張られやすい傾向にあります。そのため、ここでは中央値である「1026万円」が実態を表す金額だと言えるでしょう。
一方、貯蓄額ごとの分布を詳しく見ると、最も多いのが貯蓄「4000万円以上」の世帯で12.8%でした。つまり、二人以上世帯の10世帯に1世帯は「貯蓄を4000万円以上保有している」ことがわかります。
しかし、次に多いのは「100万円未満」と答えた10.5%でした。貯蓄がない世帯も10世帯に1世帯ということで、二極化の様子がうかがえます。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)