5. お金を「守り・育てる」ために
今回は、年収400万円世帯の貯蓄事情をながめてきました。住宅ローンや教育費などの「コアな支出」のやりくりをしながらも、着実に貯蓄をしている世帯がいることが推測できます。
先ほども触れたとおり、年収400万円台世帯の貯蓄は、その6割を預貯金が占めています。
しかし、低金利が続く今、預貯金だけで資産を持ち続けていても、残念ながらお金を増やすことにはつながりにくいでしょう。
そんな今こそ「お金に働いてもらう」、つまり資産運用に目を向けてみる好機であるともいえそうです。とはいえ、「投資に大きな金額をつぎ込むのは怖い…」といった理由で二の足を踏まれる方もいらっしゃるでしょう。
そんな場合は、少額からのつみたて投資を後押しする、iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)、つみたてNISAなどの制度を検討されてみるのもおすすめです。
収入や資産のことって、親しい間柄でも話題に出しにくいものです。家計管理や資産形成で「悩んだとき・迷ったとき」には、お金のプロのアドバイスを活用されると心強いでしょう。
上手にお金を守り、育てるためのヒントを、信頼できるアドバイザーと一緒に見つけていきませんか?