4. お金の「置き場所」はバランスがたいせつ
ただし、会社員として厚生年金に加入していた時期があっても今はフリーランスや専業主婦(主夫)、といった場合、厚生年金を受給できたとしても、受給額が案外少なかったり・・・・・・という可能性はあります。
「ねんきんネット」や、「ねんきん定期便」でできるだけ早めに確認してみましょう。
国民年金だけを受給するケースと比較すると、上乗せ部分を受け取れる厚生年金の受給額は手厚いものであることは確かといえそうですが、やはり老後資金の準備が不要というご家庭は少ないでしょう。
お持ちの資産を、預貯金・保険・資産運用にバランス良く振り分け、いざとなったときの保障も確保しながらお金を育てるしくみをつくっていけるとよいですね。年金生活に安心とゆとりを持たせる準備は、早めのスタートがオススメです。
【ご説明】「第1号厚生年金被保険者」とは
厚生年金は現在、下記のように分類されています。
第1号厚生年金被保険者…厚生年金保険の被保険者のうち、民間の事業所に使用される者
第2号厚生年金被保険者…旧共済年金の加入者(国家公務員共済)
第3号厚生年金被保険者…地方公務員共済
第4号厚生年金被保険者…私立学校共済参考:企業年金連合会「第一号厚生年金被保険者」