回答者の平均年収は「637万円」家計への不安は?

同調査によれば、回答者320名の平均年収は「637万円」。家計への不安について調査したところ、「とてもある(42.2%)」「少しある(37.2%)」と、全体の約8割をも占めます。

実際に家計に不安を感じる分野を見てみましょう。

出典:カラダノート「物価上昇に関する意識調査」(2022年5月26日)

最も多いのが「子どもの教育費」で約7割、次に「老後の生活費」が6割超、「貯蓄ができない」が約半数となっています。

住宅ローンに教育費、老後資金と「人生三大支出」がかかることの多い子育て世代。国税庁によれば日本の平均年収は433万円ですが、平均年収は600万円を超えるものの「貯蓄ができない」という不安を抱えています。

ひとりにつき約1000万円かかるといわれている教育費。老後資金については2019年に「老後2000万円問題」が話題となりましたが、いずれも大金となるためすぐに準備できるわけではありません。

長期間かけて積み立てていきながら備える必要がありますが、食費だけでなくさまざまな分野で値上げが続くと、貯蓄自体を厳しく感じるご家庭もあるのでしょう。