チョコレートコスモスの管理方法

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肥料

生長期の5~10月は、緩効性化成肥料を施します。週1回を目安に液肥を与えてもよいでしょう。原種系のチョコレートコスモスの場合は、7~8月は肥料を控えます。

切り戻し・花がら摘み

花をたくさん咲かせるためには、株全体に養分を効率よく行き渡らせるのがポイント。

花がら摘みはこまめにおこない、栄養分を分散させましょう。花数を増やすために、8月に株の切り戻しをします。

夏越し・冬越し

一般的にチョコレートコスモスは暑さが苦手です。耐暑性に優れた品種も多く作出されていますが、鉢植えで育てている場合は、風通しのよい半日陰に移動して暑さ対策をおこないましょう。

地植えの場合は株へのダメージを抑えるため、様子を見ながら切り戻しをしたり、遮光ネットを使うなどして対策します。

チョコレートコスモスは宿根性なので、冬は地上部が枯れてしまいます。マルチングをするなど、地中部分が凍結しないように保護しましょう。冬越しがうまくいけば、春には新芽が出てきます。

病害虫

蒸れなどで発生するうどんこ病に注意しましょう。株を風通しよく保つことや、こまめな花がら摘み、薬剤の散布も有効です。