枯れた下葉の処理
湿度が高い状態が続くと、株内に蒸れが生じます。株の下葉や変色した葉は早めに取り除き、株元の風通しをよくしておきましょう。病害虫の発生を防ぎ、見た目もよくなります。
切り戻し
切り戻しは、梅雨を乗り切るための大切な作業。花が咲いていると切り戻しがしにくいかもしれませんが、そのままにしておくと、株が蒸れて枯れてしまう場合があります。
春に植えたペチュニアやラベンダー、オステオスペルマムは、切り戻すことで次の花も期待できます。花の種類にもよりますが、おおむね半分から3分の1程度の高さに切り戻しをするのが適当です。
マルチングをする
梅雨は長雨が続くので、植物への泥はね対策も必要です。葉に泥汚れが付くと、病気を誘発して株を弱らせる原因にもなります。地植えで植物を育てている場合には、特に注意が必要です。
泥はねへの対策は、マルチングが効果的。泥はねが気になるときは、株の周りにバークチップなどを敷いて株元をカバーするとよいでしょう。
支柱を立てる
草丈の高い植物の場合、梅雨の長雨による水圧で茎が折れたり、曲がったりすることがあります。そのため、支柱を立てて対策しましょう。
草丈が高くなくても、茎が折れやすい植物の場合も同様です。育てている植物の特性に合わせて対策をしましょう。