住宅ローンの返済方法2. 元金均等返済の場合

※筆者作成

元金均等返済では借入金額を返済回数で割った元本に、支払い月直前の返済残高に月利をかけた利息を加えたものが月返済額になります。

支払開始直後は借入残高が多く利息も高めなため、初期の月返済額が大きい返済方法になります。ただし返済残高が減るのに合わせて利息も下がるため、月返済額は次第に減っていきます。

元金均等返済の計算方法

月返済額=(借入金額÷返済回数)+(直前の借入残高×月利)

元金均等返済の計算例

  • 借入金額:3000万円
  • 借入期間:35年(返済回数420回)
  • 金利:1.2%(月利0.1%=0.001)
  • ボーナス払い:なし

1回目の返済額
(3000万円÷420)+(3000万円×0.001)
≒10万1428円

35年間の支払総額:3631万4845円
利息:631万4845円