3. 日本電産の株式投資のトータル・リターンはいくらとなったのか

1年前の2021年5月10日の終値は12,490円で、1年後の2022年5月10日の終値は8,315円でした。

100株買った場合の株価変動に伴うリターンは、-417,500円と計算できます。

40万円以上の損失となってしまいました。

配当金のリターンが6,500円、株主優待のリターンは1,500円なので、株価変動、配当金、優待の全てを加味した総合的なリターンは-409,500 円(年率-32.8%)となりました。

4. 日本電産の2022年3月期の業績

最後に、日本電産の2022年3月期の業績を振り返ります。

売上高は1,918,174百万円(前期比18.5%増)、営業利益は171,487百万円(同7.2%増)となりました。

2割近い増収について、家電向けコンプレッサや空調機器向けモータ、欧米での搬送用ロボット向けモータ及びギアのほか、新たに参入した機器装置製品の販売が好調だったことが大きく寄与しました。