今年の母の日は、お母さんにアジサイを贈った人も多いのではないでしょうか。
近年、アジサイは大切な人へのフラワーギフトにもよく選ばれています。オシャレで豪華な贈答用のアジサイを自分へのご褒美に購入する人も。
花色がキレイなアジサイは、ドライフラワーにして長く楽しむこともできます。そこで今回はアジサイの育て方、オススメの品種を紹介します。
美しいアジサイ!基本の育て方
育てる場所
アジサイは日陰でも育つ植物ですが、日に当てることで花付きがよくなります。夏の直射日光はやや苦手なので、日向~半日陰で管理するのがオススメです。
鉢植えの状態なら移動もできるので、日照や気候によって場所を変えるのもよいでしょう。風通しのよいところを選ぶのも大切なポイントです。
育てる土壌
アジサイは強健な性質。地植えにする場合、どんな土壌でも問題なく育つでしょう。鉢植えの場合は保水性のよい用土で植え付けます。市販の培養土で問題ありません。
アジサイは土壌の酸性度によって花色が変わります。青色の花を咲かせたいなら酸性寄りの土壌にします。地植えの場合はピートモスなどをすき込み、土壌を酸性寄りにしましょう。
ピンク色ならアルカリ性寄りの土壌で育てます。堆肥には腐葉土を用い、苦土石灰を土壌にすき込みます。
土壌の酸性度を測定するために、土壌酸度計があると便利です。土壌改良は植え付けの2週間ほど前に済ませておきましょう。ちなみにアメリカアジサイの代表種アナベルの場合、花色に土壌の酸度は関係しません。