花いっぱいの庭はとても華やか。できれば日当たりのよい庭で植物を育てたいものですが、日光に恵まれず花を咲かせるのが難しい庭もあります。

日当たりがイマイチ…という庭なら、リーフガーデンを楽しんでみてはいかがでしょう。日当たりなどに左右されず、葉の形や色合いを存分に楽しむことができます。

今回はリーフガーデンの作り方や、リーフガーデンにピッタリの大人っぽくてオシャレな植物を紹介します。

リーフガーデンとは

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リーフガーデンとは、葉をメインにして鑑賞する庭。ガーデニングというと花に注目しがちですが、葉の形や色合いがキレイな植物もたくさんあります。

ナチュラルで落ち着いた雰囲気のリーフガーデンは、まるで自宅の庭に自然の野山ができたかのよう。花だけでなく、葉にもこだわるガーデニングがリーフガーデンの醍醐味といえるでしょう。

リーフガーデンのメリット

手入れがカンタン

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地面が葉で覆われることで雑草が生えにくくなり、草抜きの手間が省けます。草花のように花がら摘みすることもありません。葉を観賞する植物は一般的に生長がゆっくりで丈夫。手入れは古くなって枯れた下葉を取り除く程度です。

日陰でも生育が可能

植物の中には日陰を好む品種もあり、日本の野山に生息している植物のほとんどは日陰でも育ちます。建物の陰になって日が当たらなかったりジメジメしたりする場所でも大丈夫。

みずみずしく茂ったグリーンが、今まで見向きされなかったスペースを一気に明るくにぎやかにしてくれるでしょう。