【男女別】厚生年金と国民年金の差額はいくら?

厚生年金と国民年金ではひと月どれくらいの差があるのでしょうか。

ひと月の平均受給額について、厚生年金から国民年金を引くと以下のような結果になります。

  • 男性:16万4742円ー5万9040円=10万5702円
  • 女性:10万3808円ー5万4122円=4万9686円


厚生年金だけにスポットを当てると、男女間でおよそ2倍もの差になることがわかりますね。

女性は育児や介護で離職したり、男性に比べると収入が低い傾向があります。

その影響が老後にまで続く点について早めに知り、対策を考えておきたいものです。

まとめにかえて

今回は男女間の差にスポットを当てて年金制度を紹介してきましたが、男女間だけではなく、個人間でも年金の受給額には大きな差があります。

少し前に「老後2000万円問題」が話題になりましたが、あの金額もすべての人に当てはまるというわけではありません。

介護費用などは入っていないので、むしろ2000万円以上必要となるケースも十分に考えられます。

いざ老後を迎えたときに、しっかりと準備ができていた人とそうでなかった人、みなさんはどちらがよいでしょうか。

まずは老後を自分ごとと考えて、真剣に向き合ってみてはいかがでしょうか。

参考資料

荻野 樹