日本の最高峰である「東京大学」。野球が好きなお子さんがプロ野球に憧れるように、勉強が得意なお子さんにとっては、憧れの大学だといえるでしょう。
その東京大学に合格して、通っている学生を対象に東京大学学生委員会が2021年3月に行った「2020年度学生生活実態調査結果報告書」(n=1691名)には、学生の出身校や親の年収などの調査結果がでています。
同資料をもとに東大の学生のようすを見ていきましょう。
中高一貫校の出身者が半数近く
「2020年度学生生活実態調査結果報告書」にある東大生の出身校の上位を見てみると、中高一貫校が46.9%と半数近くを占め、次いで、その他の公立校が29.2%となっています。
【出身校】
- 中高一貫型の私立校…46.9%
- その他の公立学校…29.2%
- 公立中等教育学校…11.5%
- 国立(大学付属)…8.0%
- その他の私立学校…2.4%
2018年調査では、中高一貫校の出身者は53.8%でしたので、大体半数近くの東大生が中高一貫校の出身だと分かります。
また、公立校も東京大学に合格できるレベルの進学校となると、全国屈指の進学校になってくるでしょう。