1. 国家公務員の平均的な退職金は?
国家公務員とは「省庁職員、国会議員、自衛官、裁判官、検察官など」のこと。
国家公務員の2020年度中に退職した人の退職金をみてみましょう。
1.1 常勤職員
計:1023万9000円(2万9641人)
内訳
- 定年:2142万1000円(受給者数:1万251人)
- 応募認定:2551万9000円(受給者数:1652人)
- 自己都合:299万4000円(受給者数:7019人)
- その他:193万5000円(受給者数:1万719人)
※「その他」には、任期制自衛官等の任期終了(常勤職員)や死亡等による退職が含まれる。
常勤職員のうち、一般行政事務職員などが対象の「行政職俸給表(一)適用者」の退職金も確認しましょう。
1.2 うち行政職俸給表(一)適用者
計:1507万4000円(7140人)
内訳
- 定年:2127万9000円(受給者数:3760人)
- 応募認定:2276万円(受給者数:863人)
- 自己都合:384万9000円(受給者数:1290人)
- その他:245万4000円(受給者数:1227人)
上記を見ると定年まで勤め上げれば、退職金2000万円を超えることが分かります。
応募認定の金額が高いですが、これは一般企業の早期退職と同じなので金額も上がります。
自己都合だとぐっと下がりますね。