2. 年金受給額をあげるなら「繰下げ受給」
年金の受給額を手っ取り早くあげたい場合、「繰下げ受給」が選択肢となります。
本来65歳から受給する年金を遅らせることで、受給額をアップさせる方法です。受給を1カ月遅らせるごとに0.7%が増額され、1年間遅らせると増加率は8.4%になります。
最長で75歳まで受給を遅らせることができるので、増加率の上限は84%にもなります。
ただし「受給額が増えるのはうれしいけど、早く亡くなったら損しそう」「75歳までの10年間はどうやって暮らせばいいの?」という不安から、実際に選択されることは少ないです。
受給額があがれば税金や社会保険料の負担が増えることにも注意が必要です。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)