現状ではマイナ保険証利用のメリットは薄い
マイナ保険証の導入促進を目指して診療報酬が加算されていますが、これにより利用するメリットが霞んでいる感は否めません。
また従来の保険証は期限切れになると、被保険者の手元に新しいものが届きます。その反面、マイナ保険証は被保険者自身が発行手続きをするため倍の手間がかかります。
診療報酬やデメリットの大きさが解消されない限り、利用促進は難しいでしょう。
参考資料
- 厚生労働省「令和4年度診療報酬改定について 1.個別改定項目について」
- 厚生労働省「マイナンバーカードの健康保険証利用について~医療機関・薬局で利用可能~」
- 厚生労働省「マイナンバーカードの健康保険証利用 参加医療機関・薬局リスト」
- セブン銀行「健康保険証利用の申込み」
- 総務省「マイナンバーカード」
小見田 昌