70歳以上世帯の平均貯蓄額と負債額
3000万円以上の割合はわかりましたが、平均貯蓄額についても見ていきましょう。総務省の同資料によると、70歳以上・二人以上世帯の貯蓄額と負債額は次のとおりです。
70歳以上世帯の貯蓄事情
全世代の平均が1791万円だったので、そちらを大きく上回る結果となりました。「お年寄りはお金持ち」という印象を持つ方もいますが、あながち間違いではなさそうです。
負債額も全世代の平均よりかなり低く86万円のみ。
そのため、貯蓄から負債を差し引いた「純貯蓄額」は2173万円です。世代によっては負債額の方が高いこともありますが、70歳以上世帯に限定すれば「純粋な貯蓄額」も2000円を超えるということです。
ちなみに、同じように算出した60歳代世帯の純貯蓄額は2142万円でした。
単純に比較することはできないものの、70歳以上のみなさんのなかには、大きく貯蓄を切り崩すことがなく生活できている世帯が一定数ある、ということが推測できそうです。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)