将来受け取ることになる年金は、いくらぐらいが目安なのかあまり知らない方も多いのではないでしょうか。
目安額を知る方法は大きく2つあります。
- 今のシニアの受給額を知る
- ねんきんネットでシミュレーションする
それぞれ確認していきましょう。
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受給できる年金額は「働き方」で変わる
公的年金には「国民年金」と「厚生年金」があり、それぞれ受給額の決まり方が異なります。
自営業やフリーランス、専業主婦(主夫)などは「国民年金」を、会社員や公務員等は「国民年金と厚生年金」を受け取るため、「働き方によって受給額の目安がかわる」といえるのです。
国民年金の受給額の決まり方
国民年金の場合、受給額はそれまで納めた保険料の納付月数で決まります。
20歳から60歳未満の40年間きっちり納付すると満額(2022年度では月額6万4816円)が受け取れ、未納期間があればその分差し引かれるというイメージです。
保険料は誰でも一律なので、しっかり納付したかどうかに左右されるのです。
厚生年金の受給額の決まり方
一方で厚生年金の場合、保険料は収入によって決まります。納めた保険料や加入期間によって年金受給額が決まるため、「現役時代の給与が高い人」や「長く働いた人」が高い年金を受給する仕組みとなります。
このように、加入している年金によっても目安受給額は異なる点に注意しましょう。