株式投資をする上で、配当金や株主優待を目当てに買う株を考える人もいらっしゃるのではないでしょうか。
確かに、実際にお金が振り込まれたり、優待ギフトが送られてきたりすると、リターンを実感しやすいです。
しかし、株式投資には「株価の値上がり・値下がり」もリターンに大きく影響を与えます。
今回はしまむら(8227)について、「1年前に買った人の、株主優待・配当金・株価変動を含めた本当のリターン」を見ていきたいと思います。
それではまず、配当金について見ていきましょう。
1. しまむらの配当金のリターンはいくらか
しまむらの株式を2021年4月16日の終値(11,240.0円)で買い、持ち続けたとすると、2022年2月期の中間配当、期末配当の計2回を受け取ることができます。
なお、配当基準日を迎えた時点でリターンが確定したとします。
しまむらの2022年2月期の中間配当は110円、期末配当は130円でした。
そのため、100株ベースの配当金のリターンは24,000円でした。