火災保険の節約ポイント3選
損害保険料率算出機構によると、自然災害リスクの増加や老朽化した家屋の火災保険リスクを考慮し、参考純率を平均で10.9%引き上げると公表されています。
火災保険の契約期間も2022年10月から5年に短縮されるため、長期契約割引率の高い10年契約が可能な期間は残りわずかとなっています。
今後の保険料負担を減らすには、次に紹介する3つのポイントが有効です。
1.補償内容を見直す
現在の住居に適した補償内容になっているか、今一度チェックしてみましょう。
例えば、マンションの高層階に住んでいる場合は水災被害のリスクが低いため、水災特約が付いていたら外すことを検討してもよいと考えられます。
複数の火災保険に加入している場合も同様です。重複している補償がないかチェックしておくと良いでしょう。
2.自己負担額を上げる
火災保険によっては、自己負担額(免責額)を上げることで保険料を下げられるものがあります。
ご加入中の火災保険で自己負担額を上げられるか、一度チェックしておくのも良いでしょう。
3.複数の火災保険会社のプランを比較する
これから火災保険の加入を検討している方や、既存契約より安いプランに切り替えたい方は複数の火災保険会社のプランを比較してみましょう。
たとえ同じ補償内容でも、保険会社によって保険料と割引制度は異なります。よりご家庭に合った内容を検討して下さい。
複数の火災保険を比較するなら、さまざまな会社で保険料比較サイトが運営されています。一括で比較してみたい場合にはこのようなサイトを活用すると便利です。
値上げの最新情報をこまめにチェックしよう
今回ご紹介した値上げ品目一覧は、あくまで2022年4月執筆時点の情報を元に作成したものです。
今後も値上げ品目は増えていくと思いますので、最新情報を常にチェックしておきましょう。
参考資料
小見田 昌