1.自分の時間を大切にする

富裕層は「いかに自分の時間を有意義に使うか」を重視します。

時間は誰にでも平等なもの。とはいえ、「どう時間を使うか」は非常に個人差が大きいものです。

富裕層は自分の時間を最大限有効に使うために、時に「お金で時間を買う」行動もしばしば見られます。それだけ「自分の時間」への意識が高いと言えるでしょう。

富裕層の時間の使い方の一つの参考として、少し前の調査にはなりますがパーソルキャリア株式会社が一都三県に住む会社勤めのビジネスパーソン男女(役員経営者、フリーランスは除く)計800名におこなった「朝活事情」の調査より、「あなたの平日(就業日)の平均起床時間を教えてください」の回答を確認しましょう (2019年8月20日公表)。

出典:パーソルキャリア株式会社「朝活事情」(2019年8月20日公表)

上記を見ると、「5時より前」「5時台」に起きている1000万円プレイヤーは43.1%。平均年収層では25.4%ですから、約18ポイントの差が見られます。

朝の1時間は夜の3時間に匹敵するともいわれますが、年収が高いほど朝早く起きる傾向が見られますね。

同調査によると、「朝活をしている」1000万円プレイヤーは32.2%でおよそ3人に1人。朝活の内容を見てみましょう。

出典:パーソルキャリア株式会社「朝活事情」(2019年8月20日公表)

最も多いのが「ランニングもしくはウォーキング」で41.7%。平均年収層との差が大きかったのは「仕事のタスク整理」で14.7%とおよそ2倍でした。

毎日どのような時間を過ごすかで、仕事やプライベートの結果も変わります。富裕層の時間への意識の高さは学びたいところですね。