「国家公務員の育休が2回」ってどういうこと?
6日の参院本会議にて全会一致で可決・成立した、国家公務員が育児休業を取得しやすくする「改正関連法」。
これにより、原則1回であった育休を2回まで取得できるようになります。
また男性職員は「子どもの出生後8週間以内」に1回休めていましたが、こちらも2回まで拡充されます。
民間の企業でも男性が育休をとれるような体制が動き出していますが、それに先駆けた取り組みです。
内閣府によると男性職員の育児に伴う休暇・休業の取得は着実に増加しており、2020年度第1四半期に子供が生まれた男性職員のほぼ全員(99.0%)が育休等を取得しました。
配偶者出産休暇(2日)又は育児参加のための休暇(5日)を5日以上使用した職員の割合も84.9%と過去最高を記録しています。
子どもが3歳になるまで育休をとれるという国家公務員の場合、その制度は元から恵まれた制度であったように思えます。
しかし育休が2回に拡充されるには、これまで表に出にくかった育休の不具合もあったことがうかがえます。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)