手取りや貯蓄はいくら?
年収600万円だと実際の手取りはいくらになるでしょうか。
再び国税庁の「令和2年分 民間給与実態統計調査」を元に見てましょう。
年収600万円台の年齢や収入を確認します。
- 平均年齢:46.6歳
- 平均勤続年数:17.7年
- 平均給料・手当:524万円
- 平均賞与:122万8000円
- 平均給与(年収):646万8000円
平均年収は約646万円となりました。先ほどの年齢別の平均給与と同じですね。月の額面給与は43.6万円程度です。
社会保険料や税金等を抜くと、個人差はあるものの月の手取りは33万円ほどでしょう。
手取りで月30万円以上あれば、かなりの金額を貯金出来る方もいらっしゃるのではないでしょうか。
年収600万~650万円世帯のすがた
- 世帯主の平均年齢:48.1歳
- 世帯人数の平均:3.26人
- うち18歳未満の世帯人員:1.04人
- 世帯主の配偶者のうち女性の有業率:58.4%
- 持家率:74.9%
年収600万~650万円世帯の貯蓄・負債
- 平均年収:622万円
- 平均貯蓄額:1128万円
- 平均負債額:792万円(うち「住宅・土地のための負債」:730万円)
純貯蓄:1128万円-792万円=336万円
平均貯蓄額は1000万円超え。ただし住宅ローンがあるため、純貯蓄は336万円です。
実際にはそれぞれの状況によって異なりますが、40代で年収600万円となると平均的な貯蓄額は1000万円を超えるようですね。
40代の方は、お子様がいらっしゃる場合は、これから教育費がかかってきます。
さらに、20年後くらいには老後生活が待っています。
いずれも全額を貯金で賄っていくのは難しいでしょう。
そのため貯蓄の仕方には工夫をしていきたいですね。