国家公務員の給与のしくみ
民間の役職手当のように、公務員でも職務の級というものが存在します。級があがるほどに手当も高くなるというしくみです。
本府省の場合、級に紐づく役職は下記のとおりです。
- 1,2級・・・係員
- 3,4級・・・係長
- 5,6級・・・課長補佐
- 7,8級・・・室長
- 9,10級・・・課長
行政職俸給表(一)の場合、級によって平均俸給額は次のようにあがっていきます。
適用俸給表別、級別平均俸給額
- 1級・・・18万8709円
- 2級・・・22万8395円
- 3級・・・30万922円
- 4級・・・36万2094円
- 5級・・・38万3622円
- 6級・・・40万521円
- 7級・・・43万644円
- 8級・・・46万1762円
- 9級・・・51万1061円
- 10級・・・55万2284円
大卒の方が昇給は早くなる傾向にあります。
級は経験年数が長くなればなるほど昇給していくため、給与に反映される実感も沸くでしょう。