おひとりさまは増えている
国立社会保障・人口問題研究所の「日本の世帯数の将来推計(全国推計)」によると、日本の未婚率は徐々に増加傾向にあります。
価値観が多様化する今、事実婚を選ぶカップルなどもいることから、未婚率が増加するのは自然な流れであるといえるでしょう。
「経済的な理由で結婚できない」という人もいれば、あえて結婚しないことを望む人もいるということです。
一つ重要なのは、家族の形態ごとに必要な備えが異なるということです。子どものいる世帯では、万が一のときに配偶者や子どもに遺す保障が必要ですし、おひとりさま世帯の場合は老後の保障などが重要になります。
結婚に大切なのは「愛情」か「お金」か問題は、昔からよく話題にのぼることでしたね。今でも多くの方が関心を寄せるのには、やはり「お金」の重要性を実感する場面が多いからだと考えられます。
長く一緒に過ごすにはもちろん愛情がないと続きません。それでも天秤にかけられる「お金」という問題は、決して無視できない存在なのでしょう。
まとめにかえて
保険マンモス株式会社のアンケート調査からは、男女のリアルな結婚観が垣間見えました。愛情が大事、でもお金も大事。どちらも重要視する方が多いため、ほぼ半分に分かれる結果となりましたね。
お金は生活を送る上で切っても切れない大切な存在であることは事実です。結婚や出産というライフイベントの際には悩むこともありますが、上手につきあっていきたいもの。
夫婦世帯であってもおひとりさま世帯であっても、リスクに合わせた備えはとても重要になります。
年度のはじまりに、お金についてじっくり考えてみてはいかがでしょうか。
参考資料
太田 彩子