生活保護には4つの条件がある
生活保護とは、健康で文化的な最低限度の生活を保障し、その自立を助長する国の制度です。
しかし誰でも受けられるわけではなく、「資産や能力等すべてを活用してもなお生活に困窮する人」が条件となります。
くわしく見ていきましょう。
1.資産の活用
預貯金や不動産などの資産がないことが条件になります。収入が途絶えても土地や家屋がある場合、それらを売却して生活費に充てることが必要です。
2.能力の活用
働くことで収入を得られる方は、生活保護ではなく労働することが求められます。
3.あらゆるものの活用
日本にはさまざまな公的制度があり、助成金や給付金が受けられる仕組みになっています。活用できる制度がある場合は、生活保護よりもそちらが優先されます。
4.扶養義務者の扶養
家族や親族に援助を受けられる場合、まずは親族間で助け合うことが重要となります。
以上の4つを活用しても収入が最低生活費に満たない場合、生活保護が受給できるのです。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)